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zoom RSS 罪の意識

<<   作成日時 : 2015/06/04 07:54   >>

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もう何年も前のことですが、パン屋で働いている女の子と友達だったことがあります。
その子がパン屋に就職する前に働いていた場所が、僕の職場でした。
ゲームの話しで盛り上がったことが、友達になったきっかけでした。
オンラインゲームに興味があるとのことだったので、「ファイナルファンタジーXI」に誘いました。
一度我が家に招待し、実際にプレイしているところを見せたり、プレイしてもらったりしました。
「おもしろいから是非やりたい」ということになり、一緒に必要な物を買いに行き、その子の家まで行って設定しました。
それからしばらくは、ネット上で一緒に冒険を楽しみました。
ある日、その子から「夢」を聞かされました。
「いつか自分でパン屋を開いて、好きな人と一緒に経営していきたい」というものでした。
僕が「いつか叶うといいね」と言うと、「OXさんが好きです。いつか一緒に夢を見てほしい」と返ってきました。
まさか告白されるとは思ってもいなかったし、しかもプロポーズ的な要素も入っているし、とても驚きでした。
正直、嬉しかったです。
『この子とつき合ったら、夢を叶えてあげられるかは別として、きっと人並みの幸せが手に入るんだろうな』と思いました。
でも、当時、僕には片想いをしている人がいました。
永遠に叶わない片想いだと諦めていたけど、その人を忘れて、他の人を選ぶなんてできませんでした。
結局、大切な友達を一人失くしてしまいました。
その子は、その日限りでファイナルファンタジーXIを止めてしまい、もう会わなくなってしまいした。
数か月して、共通の知人から、その子のことが聞けました。
僕がふったすぐ後にパン屋を辞めてしまい、しばらくして全然別の仕事に就いたとのこと。
『僕がふらなかったら、あの子は夢を諦めないで済んだのかな!?僕があの子の夢をぶち壊したのかな!?』
そう思うと、誰が悪いわけでもないはずだけど、罪悪感に苛まれます。
それが今でもずっと尾をひいています。
『他人の夢をぶち壊した僕が、自分の夢なんて求めちゃいけないんじゃないかな!?楽しい気持ちや幸せな気持ちになんてなってはいけないんじゃないかな!?』と思い詰めてしまうことがあります。
あの子には、いつか出会う僕以外の誰かと夢を叶えて欲しかった。
せめて今、幸せでいてくれたらと思います。

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